2019年のある日、購入を検討している土地を見に行ったデライトの二人の責任者のもとに、この土地の管理を任されている女性が話しかけてきました。「私はデライトがこの土地を買い、地域のために良い働きをしてくれることを願い祈っているのです」。彼女は目頭を熱くしてこの広大な土地を神様の必要のためにデライトにぜひ用いて欲しいんだと熱く語っていました。彼女の言葉は二人の責任者の胸を打ちました。責任者の一人が彼女に言いました。「私たちもそれを願い、祈り求めています。主が望まれるなら、私たちは必要が満たされ、この土地を購入することができるでしょう」。そして2020年、デライトはゴパルガンジにある約9000坪にのぼる広大な土地を購入することができたのです。

デライトはこの土地に夢と希望を持っています。ここに児童養護施設「デライト子どもの家」の子どもたちが住まう新しい生活の場が建てられ、地域の子ども達が将来のために基礎を築く学校が建てられることを。そしてこのキャンパスで生活し、学んだ子どもたちがやがて社会を変える良き働き人となることを。

新しく建設するデライト初となる自前のキャンパスは、子どもたちのみならず、地域共同体をも育み、国の将来、世界の将来に貢献することでしょう。

現在、私たちは業者と打ち合わせを重ね、建設に向けて前進しています。建設費用の必要のために皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。

2022年5月28日には埋め立て工事のための測量を行いました。
大変な暑さの中、デライトの男の子たちもお手伝いをしてくれました。頼もしい!

2022年夏には埋め立て工事が開始
土砂運搬船で運んできた大量の砂をポンプで吸い、新キャンパスの中に水とともに流し入れ、約三メートル盛りました。盛り立てのキャンパスはぬかるみ、不安定ですが、子どもたちにとってはかっこうの遊び場!

2023年1月27日、新キャンパスを囲うフェンス設置工事のために測量を行いました。